7ヶ月赤ちゃんおんぶ自転車転倒事故。接触の過失は車の運転手だけ?

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2016年ゴールデンウィークも終盤に入ってきましたが、悲しいニュースが新聞やテレビで報じられています。

東京都国分寺市の道路で生後7ヶ月の赤ちゃんをおんぶして自転車に乗っていた女性が車と接触事故を起こし赤ちゃんは頭部を強く打ち亡くなったそうです。

この事故で車を運転していた25歳の女性が過失運転傷害の疑いで逮捕されたとのことですが、私としてはいくつかの疑問点が…

ということでこの一件について、検証してみます。


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赤ちゃんをおんぶして自転車に乗るのは問題ないの?

まず、私が最初に気になったのは赤ちゃんをおんぶして自転車に乗って良いのか?というところでした。

生後7ヶ月のあかちゃんというと成長にかなり差は出る時期ですが、首はすわっているものの、まだ座っていても支えがないと転がってしまうような状態だと思います。

そのような赤ちゃんをおんぶして自転車に乗ること自体が危険だと思うので、調べてみました。

まず、大前提として、自転車の乗り方に関するルールを定めている道路交通法では、自転車に運転者以外を乗せることが原則として禁止されています。

とはいえ、街中でカゴに子どもを乗せて走っている自転車はたくさん見かけますよね?

上記の「原則として」から外れた特例として認められているんです。

・16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に6歳未満の幼児1人まで乗車可能
・16歳以上の運転者は、6歳未満の幼児1人を子守バンドなどで背負って乗車可能
(道路交通法第57条、東京都道路交通規則第10条)

上記の点から、今回の東京都国分寺市生後7ヶ月赤ちゃんおんぶ自転車転倒の件は国が定めている規則には違反していないということになります。

ただ、生後7ヶ月の赤ちゃんをおんぶして自転車に乗ることが良いか悪いかは人によって判断が分かれるところだとは思いますね。

周囲のサポートが無い環境でお子さんを育てている場合はやむを得ずというケースも多々あると思いますが、私は出来れば避けたいと感じました。

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発生状況は?

現場は横断歩道のない片側一車線の直線道路で、これまでの調べによりますと、自転車は信号待ちをしていた車の間をすり抜けて横断しようとしていて、センターラインを超えたところで乗用車と接触したということです。
引用:NHKニュース

このニュースを見て、すごくひっかかったのが発生状況です。

テレビやネットなどのニュースをいくつか見ましたが、上記NHKニュースとほぼ同様の内容を報じており、どう考えても自転車が危険な運転をしていたと思うんですよね。

Twitter上でも多くの方が、自転車の過失では?という意見をつぶやいていました。

私もそう思いますし、さらに気になるのが車の運転手の方の過失責任についてです。

自転車と車が接触した場合、過失は車の運転手だけ?

今回の事故において、車を運転していた25歳の女性が過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕され、容疑者として実名報道されています。

悪質な運転をしていてということであれば、納得ですが、今回の状況ではここにその方の名前を書くことは気の毒過ぎるので控えさせていただきます。

避けようのない事故にむしろ巻き込まれたような状況でも、自転車と車の接触の場合、車の運転手の過失責任となってしまうのでしょうか?

いろいろと調べてみたところ、「弱者保護」や「弱者救済」という考え方がまず大前提としてあるので、車が止まっているところに自転車が突っ込んできたというケース以外は、どのような事故であっても、過失割合は6:4か7:3で車が悪いということになってしまうようです。

さらに今回の場合は人命が関わっているので、過失運転傷害という罪に問われて逮捕されてしまったということですね。

ここから先の運転手の罪に関しては裁判になってくるので、交通関係に強い弁護士さんが良い仕事をして運転手の女性への判決が軽いものになることを願っております。

7ヶ月赤ちゃんおんぶ自転車転倒事故。接触の過失は車の運転手だけ?のまとめ

自転車と自動車が接触し、自転車に乗っていた運転者・子ども・赤ちゃんの命に関わる事態に発展してしまった場合、どのような状況でも法律的には車の運転手の過失という形になってしまうということが分かりました。

車を運転する側としては理不尽に感じますが、こればっかりは仕方が無いことです。

細心の注意をはらって運転をしようと思います。

そして、何より子どもを守るという大人の責任を、親だけでなく、全ての大人がしっかりと持ちこのようなことが起こらないよう、改善していく必要がありますね。

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